【素敵な女性紹介vol.2】フォトブース作家は「ものづくりの喜び」と「届ける楽しさ」を同時に味わえる仕事。フォトブース作家のエヌンさんを訪ねました

お仕事インタビュー

Mama’s LIFE サポートでは、働く女性や子育て中のママを応援する活動の一環として、社会で活躍する女性を紹介しています。

今回は、兵庫県加古川市でアンティークフォトスタジオNnを経営されているエヌンさんに、フォトブース作家のお仕事の内容やお仕事への想い、子育てについてお話を伺いました。

子育て中のママには、働きたいけれど両立できるか不安といった悩みが尽きません。

エヌンさんの働く姿や子育てに奮闘する姿は、そんなママたちのヒントになるはずです。

yuko
yuko

今回インタビューにあたり、エヌンさんに素敵な特典をご用意いただきました。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

作品にかける想い

お客様にとことん寄り添った作品を届けるために

ーーフォトブース作家として普段はどんな活動をされていますか?

エヌンさん
季節に合わせたお子様向けのイベント用フォトブースや、お客様の細かな要望にお応えするオーダーメイドのブース制作を行っています。公園やイベント会場で、制作したブースを使った撮影をメインにしていますが、自宅のスタジオで撮影もできますよ。おうちでお子様の写真がセルフで撮れるような撮影小物のレンタルも行っています。

「ホワイトアンティーク」がテーマのブース。

ーーご自宅がスタジオだとお子様もリラックスして撮影できそうですね。

エヌンさん
アンティークのテーブルやインテリアに囲まれた、1日2組様限定の完全個室で、ご要望に合わせたオリジナルのブースを配置します。アットホームな雰囲気の中で、リラックスして撮影を楽しんでいただけますよ。

大人も乗れる巨大ケーキも…!

ーー小さなお子様だと騒がしくないか周りが気になったり、撮影が押したりしていないか、気を遣われたりするパパママさんも多いかもしれませんが、貸し切りでの撮影だと気兼ねなく過ごせそうですね。

エヌンさん
いきなり撮影を始めず、お子様に場所に慣れてもらいながらリラックスして撮影してもらえる空間を目指しています。もちろん衣装や小物の持ち込みも自由にしていただけますよ。毎月バースデーフォトやミルクバス、スマッシュケーキフォト撮影会なども予定しています。

ーーしかも、エヌンさんのブースの大きな特徴は、何と言っても“触ってもOK”という点ですよね。

エヌンさん
はい。子どもたちが自由に触ったり遊んだりする中でこそ、イキイキとした表情が撮れるんです。「壊れても直せる」というのが作り手ならではの強みなので、パパママさんには気にせず安心して楽しんでいただきたいです。実はブースには、お子さん自身が最後の一手を加えて完成!となるような工夫をしています。例えば、お花を飾ったりりんごなど小物を並べてもらったりですね。先日は、お花やうさぎの耳が取れたのですが、直したり修正したりがすぐに出来ましたよ。

ーー既製品だとそうはいかないですよね。

エヌンさん
お子様の自然な表情が写った、世界に1つだけの、オリジナリティのある写真や動画を残していただけますよ。

イースターブースでは、卵を自由に触って遊ぶことができる。
洋梨を掴んで遊べるグリーンブース。

お客様に見てもらえる工夫

ーー今はInstagram経由でのお仕事が多いですか?

エヌンさん
InstagramとThreadsで宣伝をし、お客さんから注文を受けています。今後はBASEやminneも活用していく予定です。SNSで撮影会の宣伝をさせて頂くようになって、ありがたいことに徐々にフォロワーさんも増えてきています。

ーー始められてからまだ半年ですが、反響が大きく既にご依頼も多数とのこと。お客さんからどういったご依頼がありますか?

エヌンさん
フォトグラファーのエリさんとコラボした写真を見て、「このテーマで撮影できますか?」「イベントありますか?」などの問い合わせが多いですね。直近では、ママとベビーのカフェ広場のホリーマミィさんからご依頼がありました。

「人魚のお誕生日会」がテーマのブース。

ブースを制作していく過程

ーーオーダーで制作されるオリジナルブースはどういうものなんですか?

エヌンさん
オーダーメイドで1からお客様の要望を取り入れて作る世界でたった1つの作品になります。デラックスプランが1番のオススメプランです。特別なテーマ、例えばパンダが好きなお子さんにはパンダのブース、将来電車の運転士になりたいお子さんには電車のブースなど、ご家族ごとの大切なテーマで制作します。名前を入れて欲しい、こういうアイテムが欲しいなどの要望を聞いて相談しながら作り上げるイメージです。

オーダーのイメージはipadで形にしていく。

ーー誕生日などの特別なイベントのときに、レンタルして使うイメージですよね。

エヌンさん
並べただけで可愛く簡単に撮れるレンタルアイテムを一式で用意させていただきます。お子様が1番くつろげる空間のお家で、機嫌を見ながら気軽に撮ってもらえますよ。幼稚園のイベントやママさん同士で集まりがあるときにも使っていただきたいですね。

ーーどんな流れでオーダーブースを作り上げていくんですか?

エヌンさん
まずは、ざっくりと何パターンかアイデアを出してラフ画をお見せし、イメージを共有します。制作途中のものをお見せしたり、「この生地をこの箇所に貼ろうと思ってるんですが、どちらが良いですか?」など、お客様と相談しながら一緒に作り上げていきます

なんと特別にラフ画を見せていただきました…!

ーーやり取りは頻繁にされているんですか?

エヌンさん
そうですね。「ご家族に寄り添うこと」を1番に考えて、DMでオーダーのやりとりを重ね、イメージをすり合わせていきます。デザインから材料を備えて制作まで1ヶ月くらいかかりますが、お客様の要望と自分の考えているものがずれないように、時間がかかっても丁寧に進めていきます。1番は「家族らしさや、その瞬間のカワイイを残してあげたい」という思いです残して良かったなとお客様が思えるようなブースを目指しています。 

今この幸せな瞬間を多くの人に届けたい

ーーたくさんのブースを手掛けてきて印象的だったお仕事はありますか?

エヌンさん
初めてオーダーでお作りした、1歳のお誕生日フォトブースがとても印象に残っています。親御さんの「生まれてきてくれてありがとう」という気持ちを、「ピンクと赤のハートたっぷりブース」というテーマで、形にさせていただきました。手作りの名入れパネルやケーキ、“わが子がくれた人生の彩り”を表現した紫・水色・オレンジのアイスなど、世界に1つだけのブースになったと思います。撮影中は、人見知りと伺っていた娘様も、たくさんのアイテムに囲まれて自然とにこにこ笑顔で、親御様もリラックスして撮影を楽しんでくださいました。「今までの撮影で1番楽しそうに笑っていた」と喜んでいただけて、私自身もご家族への祝福の気持ちを作品に込めて制作していたので、本当に嬉しかったです。

ーー以前実際にブースを見させていただいたとき、ブースの世界観に圧倒されたんですよね。語弊があるかもしれないのですが、大人が入るとちょっと違和感があるけど、子どもが入るとすっと馴染む。子どもがいることで“完成”される…そこも計算してのブースなんだと感じました。

エヌンさん
計算もある程度するんですけど、子どもが自然と笑顔を出せるような仕掛けを考えて、イメージしながら制作しています。「この画が撮りたかった!」というものもあれば、イメージしていなかった様々な表情が見られることも。お子様や親御様がブースを楽しんでくださっている様子や笑顔を見て、「今この幸せな瞬間を、もっと多くのご家族に届けたい」という想いを強くしています。「ものづくりの喜び」と「届ける楽しさ」を同時に味わえる、またとない幸せな時間をこれからも多く作っていきたいです。

“ブースを制作したい”と決意するまで

ーーフォトブースクリエイターになられたきっかけは何ですか?

エヌンさん
子どもの頃から絵を描くことやものづくりが好きだったことが原点です。初めてミシンを触ったのが5歳のときで、母が手作りのワンピースやエプロンを作ってくれた記憶があります。絵を描くことも一緒に楽しんでくれて、すごく褒めてくれていました。イメージしたものは作りたいと思った瞬間からワクワクしますね。 友人へ飛び出す誕生日カードや自作のドレス、結婚式のフォトブースやウェルカムスペースなどを幅広く手掛けてきました。

ーーお子さんが生まれてからも、創作活動は続いていたんですよね。

エヌンさん
最初は、ベビースタイやおもちゃなどのベビーグッズを手作りするのに夢中でしたが、子ども服に熱が入り始めてから、それに合わせた小物や装飾もどんどん作るようになっていきました。写真に残していくうちに、「こういうお仕事ができたらいいな」「今この瞬間の我が子の可愛さを、フォトブースでも残したいと思ってもらえたら幸せだな」と思うように。去年の11月頃からこの仕事をスタートしました。

娘さんが2歳のときに作ったお誕生日ブース
ウエディングドレスを娘さんのためにリメイクしたベビードレス

ブースの世界観を引き立てる撮影

ーーフォトグラファーのエリさんとコラボされていますね。

エヌンさん
はい。撮影が終わった後も、「この写真とこの表情良いね」とか「次はこの角度が欲しいね」とか、お互いの目線で良かった点や反省を言い合っています

ーーコラボする前は自分で撮られてたんですか?

エヌンさん
自分でも撮りますし、ママさんたちにもセルフ撮影していただけますよ。でも、やはりプロの撮影は違うなと感じますね。自分では思いつかないような提案があったり、親子での写真も撮ってもらえたり、プロ目線でそのときの雰囲気を瞬時に掴み取って撮ってくださるので、コラボできてよかったと感じます。

ーー出逢いはどちらだったんですか?

エヌンさん
神戸市垂水区にある「セラビィ」という古民家でブース撮影をしたときでした。とてもお話ししやすく意気投合しました。画質のきれいさや、専門的な視点からアドバイスをいただけることで、私のアイテムをうまく活かしてブースの良さを引き出してくださるんですよね。お子さんとも程よい距離感で接しながら笑顔をうまく引き出してくれる…プロの仕事だなと実感しました。

ーーエリさんがブースの世界観を引き立て、エヌンさんが写真のクオリティを上げる…コラボ大成功ですね。

セラビィさんで撮影したレトロアンティークブース。
赤ちゃんも安心して撮影できる。

子どもとのかけがえのない時間を残したい

ママ目線ならではの気付きがアイデアに

ーー仕事にする前から制作に情熱を注いできたエヌンさん。子どもが生まれてからも制作の意欲は止まらなかったとか。

エヌンさん
子どもが小さな頃はまだ仕事にはしていませんでしたが、大変だった時期を乗り切れたのは「作る」ことを純粋に楽しめたからですね。食事のとき、味のりやハンバーグなどとにかく何でもちぎった食べ物を「いっぱい増えたー♪」と楽しそうに食事する姿や、息子が妹に絵本を読んでる姿、寝るときお気に入りの枕のタグを触りながら眠る姿…わが子との何気ない日常はかけがえのない幸せな時間ですが、そんなわが子との写真をふと見返すと、手作りのものがいつも傍にありました。

兄妹に手作りした服
ディズニーランドで着た手作り服

ーーこれまで作られたものを見させていただいたのですが、特に手形が印象的で…!あれを作りたいと思ったのはなぜなんですか?

エヌンさん
あれはやっぱり今のこの赤ちゃんのときの手のサイズ感を残したいという思いからですね。石膏専用の型を取る素材なので、指紋とかもしっかり残るんですよ。

家族4人の石膏手形

ーーそのときの手ってそのときにしかない、かけがえのないものですよね。

エヌンさん
子どもとの日常が、赤ちゃんや子どもが手に取りたくなったり、わくわくするようなフォトブースを作りたいなっていう思いに繋がっていきました。“ママ目線”の気付きがブースの中にも自然と込められていると思います。

ーー“触ってもOK”というのがまさにそれですね。

エヌンさん
「一緒に楽しむ」ことを大事にしています。子どもが生まれたときから、作りたいものが常にあって。手間暇かけて作ったおもちゃを遊んでくれないってこともありましたけど、作ること自体が楽しいので、「次違うの作ろう」と思えます。「このメーカーのコーヒーのラベルと、この炭酸ジュースのラベル、どっちがカシャカシャ音が鳴るかな?」と研究するのも楽しみの1つですね。

「今この瞬間」を一緒に感じたい

息子さんが恐竜好きだった頃の子ども部屋。

ーーお仕事を始められてから、お子さんに変化はありましたか?

エヌンさん
私がペンキを塗っていたら、「僕もやりたい」とやりたがったり、デザインを一緒に考えてくれたりします。余った端材や断熱材を使って、傍で一緒に楽しんでいます。子どももすっかり工作好きになりました。

ーーお子さんとの時間から、何か仕事のヒントになることはありますか?

エヌンさん
たくさんありますね。子どもと遊びながらアイテムを配置することがあるのですが、自分で手を加えたり動かしたり出来ると楽しそうなんです。子どもって、大人が思っている以上に自由に世界を広げているんですよね。隣に並んで何かを教えるより、一緒に楽しみ面白がる中で、子どもならではの新しい発見があり、気付かされることもたくさんあります。それが良い表情にも繋がると感じます。

息子さんと作った恐竜のジオラマ。完成度高すぎます…!

ーー“ブースを自由に触る”アイデアはそこからなんですね。

エヌンさん
子ども目線で何が楽しめるかな?」っていうヒントはそこからですね。イースターブースでは卵を拾ってもらうとか、リンゴを置くアイデアもそうですね。「触れない」縛りがあると、ブースにポンとお子様が置かれて「こっち向いて」とか言っても、急にそこの世界に入れられて戸惑ってしまったり、「ママがいい…!」ってなってしまうかも。

ーー親子で写真が撮れるのも良いですよね。子どもが主役で「自分は二の次」となることも多いですが、ママさんも楽しめると子育ても前向きに取り組めるかもしれないですね。

エヌンさん
わが子を見ているママさんたちにとっても、ちょっとときめいてくれるイベントになるのも良いと思っています。ママさんも少しでも安心して過ごしていただけたらわが子の可愛いところを再認識できる場を提供できたらと思っています。

頑張りすぎず、“まいっか精神”で

仕事に邁進するあまり、家事や子育てに時間を割けない…そんな悩みを持つ方は多いと思います。エヌンさんはどんな工夫をされているのでしょうか。お仕事のある日のルーティンを教えていただきました。

1日のルーティン

6:00 起床。

6:30 朝食。納豆、米、蒸した野菜など簡単な物を作ることが多い。
     余裕があれば子どもと一緒に卵焼きを焼くことも。

7:30 長男(小1)登校

8:00 長女(年中)を保育園へ送る。

8:30 帰宅後、仕事開始。
     制作、デザイン決め、DMや公式LINEの問い合わせの返信、材料仕入れなど。

12:00 昼食

ほっと一息。スタジオを眺めるときが幸せなのだそう。

13:00 ひたすら制作。
      ペンキを塗ったり、造花でインテリアに装飾したり衣装を作ったり。
      ブースのレイアウトを考えてPR用撮影。

17:00 長女を保育園へお迎え。早く行って公園に寄って遊ぶことも。

17:30 ご飯の支度。時々子どもたちとご飯を作りながら、その日の出来事を話したり、
      ゆっくり過ごす時間を大切にしている。

18:00 夕飯

18:30 子どもの宿題や明日の準備の手伝い

19:00 お風呂

19:30 家族の団欒時間。UNOやおもちゃで遊ぶ。

20:30〜21:30 夫が子どもを寝かしつけ。私が後片付けや残りの家事。

21:30 まったり晩酌しながら夫と週末の予定を考える。
      製作したり、近々やってみたい撮影テーマのブースデザインを考えたり、
      ゆっくり気持ちをリセット。

23:00 就寝

自分らしく仕事するための工夫

ーー在宅だと仕事と家事のバランスが難しいと感じることも多いと思いますが、どんな工夫をされていますか?

エヌンさん
「家事を朝から20分だけやったら、好きな事していいよ!」と自分にご褒美を与えるイメージで頑張りすぎず完璧を求めすぎないようにしています。朝から少し家事をしたら気持ち良く1日もスタートできます。TO DOリストを書いてメリハリをつけるようにもなりました。

実際に使われているTO DOリスト

ーーモチベーションの保ち方や息抜きの仕方はありますか? 

エヌンさん
ブースを作ること自体が仕事でもあり息抜きになっていますが、私にとってのリフレッシュは「1人の時間をもらえること」。それだけで心が整う感じがします。時々母に子守をお願いして夫婦で出かけたり、友達とご飯に行ったりします。雑貨屋さんやインテリアショップ巡りに行くのも好きです。

趣味で制作したドールハウス

“一枚上手”のご主人の存在

ご家族でクッキーを作ったときのお写真。ママ (エヌンさん) の画の上手さよ…

ーーお仕事に対してご主人の反応はどうですか?

エヌンさん
夫は、「やりたいと思ったことは何でもやって欲しい」と背中を押してくれる存在です。私が急に壁紙を剥がしたり、木材で部屋を散らかしたりしても見守ってくれていますし、納期に追われているときには、家事育児を主人に任せてアトリエにこもるときもあります。

ご主人と一緒に作った絵本棚を背景に。

ーーついつい口を出したくなる場面でも、冷静に見てくださるのはありがたいですね。

エヌンさん
1日の中で少しでも「物作りの時間」があると、だいたい機嫌よく穏やかに過ごせることを夫もわかってくれていて、「今のうちにやっておいで〜」と背中を押してくれる。一枚上手というか、私の扱いを心得ているというか(笑)夫がうまく引っ張っていってくれていて家族のバランスがとれているんだと思います。子育てで大変だった時期も共感して乗り越えた実感があったから、1人で悩んだり落ち込むことが少なかったです。

ご主人のお誕生日にはマイクラをテーマに制作。

子どもと同じ目線で

ーー子育てで大事にしていることはありますか?

エヌンさん
私も夫もママパパ目線というより、「子どもと同じ目線で一緒に楽しもう」と日頃から話していて、そこは子育てで唯一意識しているところですね。昼間一緒に過ごせない分、朝5分だけでも子どもとトランプや工作をして遊んだり、夕飯を一緒に作ったり、同じことを一緒にする時間がお互い心を満たす大切な時間になっている気がします。私は不器用ですぐキャパオーバーになってしまうので、子どもが産まれたときから、がんばりすぎず、“まいっか精神”で育児してきました。周りと比べて全然できてないなと落ち込むこともよくありましたが、結果的にはほどほどのざっくりした育児でよかったかなと思います。

お子さんたちとケーキやピザを作ったときのお写真。

ーー怒ることもあるんですか?

エヌンさん
めっちゃありますよ。子どもが小さい頃はよく怒っていました。余裕がなくて、言い方がきつくなって自己嫌悪になることも。でも、子どもたちが元気に育ってくれているお陰で、そんな余裕のない自分も受け入れられるようになりました。本当に救われています。

息子さんのお誕生日に制作したスパイダーマン。

ブースという枠を超えて見えてきたもの

ーー今後チャレンジしたいことや目指すものはありますか?

エヌンさん
やはりオーダーメイドブースの制作やレンタルにより力を入れていきたいと思っています。百均やネットでも誰でも安くてかわいいものが手に入る時代だからこそ、その子らしさが表現されたオリジナリティのあるものを制作して、差別化していきたいです。

お名前が入ったボードもオリジナルで制作していただける。

ーー日々忙しいママさんこそ、利用していただきたいですね。お誕生日会とかで、そこまで豪華じゃなくても、ちょっとは装飾してあげたい…でも自分で作るには時間もセンスもないし…と悩まれてる方も多いと思うんですよね。

エヌンさん
そうですね。様々なニーズに合わせて、料金やボリュームを選べるようなプランも考えています。 制作の動画を作ったりブース講座をしたり、講師としてのイベントや、推し活用のアイテムの制作やワークショップの開催なども今後やってみたいです。 お客様がお子様に合わせた衣装、小物などのイメージがしやすくなるように、公式サイトも作っていきたいですね。

ーー最後に、読者のママさんたちへメッセージをお願いします。

エヌンさん
私自身、完璧主義じゃないからこそ、何とかなる精神で、子育てもブース作りも楽しんできました。「今この瞬間を写真に残したいけど、小物を準備する時間がない」そんな方に、1泊から使えるレンタルフォトアイテムをご用意しています。毎月撮影会も開催しているので、チェックしてみてくださいね。

プラン

ーーどんなプランを用意されていますか?

エヌンさん
以下のようなプランをご用意していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

⚫︎フォトアイテムレンタル1泊4,000円〜(+配達料)
⚫︎イベントブース撮影
 毎月開催!神戸、明石、加古川で、その月限定のバースデーイベントなどを開催。
 カメラマン撮影1枚500円〜
⚫︎アンティークスタジオ(加古川)
 スタジオフォト&お好きな既存のブース (12種類) から1つお選びいただけます。
 2時間レンタル13,700円〜 (リピーター様は何度でも11,000円)
 ※須磨スタジオもオープンに向けて準備中。
⚫︎オリジナルオーダーブース
 デザインを1からこだわりたい方に、フルオーダーで制作致します。
 デラックスプラン モニター価格5,000円、通常料金15,000円〜

※カメラマン撮影ご希望の場合 +18,000円、通常価格30,000円〜

⚫︎カメラマン(エリさん)のロケーションフォト
 モニタープラン4,000円〜

ーー今もモニターさんを募集されていますか?

エヌンさん
現在7月以降に撮影可能な、0〜10歳顔出しOKなモニターさんを募集中です。モニター価格で5,000円(デラックスプラン、ブースのみ)です。この機会にぜひお試しくださいね。

yuko
yuko

今回キャンペーンとして、「このサイトを見た」と言って、いずれかのプランを契約いただいた場合、トータルの料金から¥1,000引きしていただけます。

さいごに

今回は、ブース作家のエヌンさんにお話を伺いました。

好きなことへの向き合い方や、好きなことを仕事にしていくための工夫がたっぷり詰まったお話だったのではないでしょうか。

語弊があるかもしれませんが、エヌンさんが制作されるブースは、単に写真の背景という枠を超えて、ご家族の大切な思い出に彩りを加える、一緒にご家族の思い出を創り上げていく存在にまで昇華していっていると感じます。
それは、ひとえにエヌンさんの作品に「お子さんやご家族にとことん寄り添いたい」「一瞬一瞬を大切な思い出にしていただきたい」という、想いやお人柄が滲み出ているからではないでしょうか。

内側から湧き出る創作意欲と探究心が止まらないエヌンさん。
これからのご活躍に益々期待してしまいますね。

「エヌンさんにフォトブースを制作していただきたい」「ブースをレンタルしてみたい」という方は、こちらのサイトのお問い合わせページからメッセージをいただくか、筆者 (yuko) のInstagramから、「このサイトを見た」とDMを送っていただけたらと思います^^ 

Instagram

(おわり)

Profile

エヌン
フォトブース作家として活躍中。兵庫県加古川市でアンティークフォトスタジオを経営。
小1と4歳児の母でもある。
幼い頃からものづくりが得意で、
2024年からフォトブースの制作とレンタルを開始。
Instagramを中心に依頼を受けている。
“触ってもOK”なブースや、1からオーダーメイドで制作するブースは、
子どもの自然な笑顔を引き出すと大きな反響を得ている。

Instagram

コメント

タイトルとURLをコピーしました