【素敵な女性紹介】後編:「ありがとう」が行き交う毎日に。幸せの一瞬一瞬を積み重ねた先に見えてきたものとは?|フォトグラファー・小島エリさん

お仕事インタビュー

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本コンテンツでは、働く女性(ママ)を応援する活動の一貫として、社会で活躍する女性(ママ)を紹介しています。

今回は、フォトグラファーとして活躍する小島エリさんにお話を聞く特集。前編では、フォトグラファーへの道のりや写真撮影への熱い想いを伺いました。

後編では、仕事と子育てのバランスや工夫と子育てへの想い、そしてこれからのチャレンジや夢のお話を伺います。

ママとして働くってどういうことなんだろう?働きたいけど、ちゃんと働けるか不安。子育てしながら仕事出来るのかな…リアルタイムで子育てしているママには悩みが尽きません。

エリさんの働く姿、子育てに奮闘する姿を垣間見ることで、そんなママたちの何かヒントになれば…これからママになる方にも必見です。
是非読み進めていってみてくださいね^^

本編最後には、エリさんからの素敵な特典についてお知らせしています。
お楽しみに。

子どもと試行錯誤しながら…

ー小学2年の息子さんがいらっしゃるエリさん。子育てしながらのお仕事は色々と大変だと思います。お仕事と子育てを両立するためにどのような工夫をしていますか?

エリさん:
写真を撮りに行く時間は、主に平日の午前中です。息子の生活に支障のない時間に出来るのはメリットですね。土日の撮影があるときは、夫に見てもらうこともあります。

意識的に仕事スペースを変えることも工夫の1つですね。今日は編集作業をカフェでしようとか。撮っている時間は短いですが、編集作業はエンドレスでやってしまうんです。どこまででもこだわって時間をかけようと思うといくらでもかけられるので…納品時間や納品日、納品方法もご相談させていただくんですけど、基本は1週間でというふうにお伝えしているので、こだわってゆっくり仕上げています。子どもの生活を中心にしてお仕事を今のところはさせていただいています。

ー生活に合わせてお仕事出来るとまだまだ助かる年齢ではありますね。

お子さんの存在が、仕事への取り組み方に影響を与えることはありますか?

エリさん:
実は、息子と一緒に撮影に行くときが多いんです。もちろんお客様には了承を得てからですが。それがロケーション撮影の良いところの1つで。 近くで遊んでくれるということもありますが、何より息子を連れて行くと場を盛り上げてくれるのでとても助かっています。小さなお子さんで人見知りの子もいらっしゃるのですが、年の近い子どもがいることで安心してくれたり場が和んだり、意識がそちらに集中してくれるので、もはや欠かせない小さなアシスタントですね。先日は依頼してくださった子どもたちの上空に、落ち葉を散らしてもらって、息子が去った瞬間を撮るということもやってみました。息子も楽しみながら撮影に加わってくれて、ムードメーカーになってくれています。

ー親子で協力して写真撮影に望んだり、楽しみながら、時には試行錯誤しながら…時間を共有できて、他の仕事ではなかなかできない、貴重な経験ですね。

写真は「自分を振り返る」きっかけ

ー自身のやりたいことを深堀りすることでフォトグラファーの仕事に行き着いたエリさん。フォトグラファーの仕事を通じて、お子さんにどんな影響を与えられていると思っていますか?

エリさん:
フォトグラファーというお仕事を傍でやっている姿を見てくれているからか、すごく応援してくれています。私はこれをやるから、あなたはこれをやろうね、みたいな感じで、私が家で編集作業などをしているときは、息子もおのずと静かに何かをやる時間になっています。お仕事をしているっていう感覚よりも、好きなことを学んでやっているという感覚でいてくれているかもしれません。

ーママが頑張る姿を見て自分も頑張ろうと思ってくれているかもしれませんね。

仕事で学んだことや感じたことが、子育てに活かされることはありますか?

エリさん:
小さなお子さんの撮影の中で、皆さんの子育てを見ていると、日々おおらかにならなきゃなと感じます。ついつい息子に怒ってしまったり、細かいことが気になってしまうこともあるのですが、息子が小さいときのことや、そのときの自分の子育てを思い出して、もうちょっと優しくしてあげようかなと感じたりしますね。

ー寄り添う気持ちを思い出させてくれるような感覚でしょうか。

エリさん:
正直すごく思います。皆さんに癒やされて、モヤモヤもイラッとする口答えも緩和されていく気がします(笑)ほんと、この年齢のこの特有の感じ…何なんでしょうね。そんなときこそ、客観的にちょっと自分を捉えられるようになってきて、敢えてこのシーンを心に刻もうと思えています。本当はカメラを出してシャッターを押したいくらいなんですが、カメラなんか出したら怒られちゃうから、実際は出しませんが(笑)

ーならではのアンガーマネージメントですね。

エリさん:
ちょっと怒りが湧いてきたら6〜7秒待つと良いと言われていますが、心の中でパシャッとシャッターを押すことでそれが自然にできてる(笑)。そうすることで、怒りを収めることに繋がっていて、怒りを感じた言葉も愛おしい表情、愛おしい口答えに思えてきます。

ー愛おしい口答え…ここまで来ると達観の域を超えていますね。撮影の経験が生きています。

心地よいバランスで。仕事、時々息抜き

仕事に、家事に、子育てに。現代の女性に課せられる役割はあまりに多い。仕事に邁進するあまり、家事や子育てに時間を割けない…そんな悩みを持つ方は多いと思います。エリさんはどんな工夫をされているのでしょうか。まずは、お仕事のある日のルーティンを教えていただきました。

1日のルーティン

6:30 起床。朝食の準備。

7:00 家族で朝食

7:30 子どもを見送って身支度

8:30 出勤。出張撮影のため、車や電車で移動。

9:30 撮影現場に到着。準備開始。

10:30 撮影開始

12:00 撮影終了。解散。

13:00 カフェで遅めのランチと撮影データチェック

15:30 帰宅。子どもを出迎え、習い事へ。

17:30 夕食準備

19:30 家族で夕食

20:30 入浴

22:00 撮影データの編集。インスタグラムへの投稿。

22:00 就寝

お仕事のときの持ち物は?

リュックにレジャーシート、エコバッグは必須アイテム。

エリさん:
撮影に向かう際は、両手が空くようにリュックスタイルや+斜めがけです。それから、やっぱりデータの取り扱いはめちゃめちゃヒヤヒヤで、撮った写真は必ずすぐにパソコンに取り入れてバックアップしますし、メモリーカードは2個持ちです。撮っているときも その後も何が起こるかわからないので、できる限りと思うともうめちゃくちゃ荷物が多くなってしまいます。でも絶対レジャーシートは持っていきます。レジャーシートそのものを広げてちょっとセッティングしたりもできますし、お客様の荷物を置くことが出来るようにしています。大きいエコバッグも重宝しますよ。 すぐに移動させられるのが利点ですね。

ちなみに、リュックの中身はこんな感じです↓

ポーチ/Maison de FLEUR
リップセラム/JILL STUART
アルコールジェル/Bath & Body Works
ハンドウォッシュ/ROSSO NOBILE
マスクケース&マスク/NO BRAND
カメラ/Canon
PC/MacBook Air

ワークライフバランスの工夫

オンオフとの切り替えとか、工夫されていることなどはありますか?

エリさん:
この日だけ、例えば1週間に1回は仕事しない日を決めているとか、お出かけするなど、意識的に休むようにしています。仕事漬けになるほど受注を受けていないですし、他にやりたいことも我慢せずにしています。できないときはしない無理してやらないことを心がけています。無理してやっても、写真は良い色味にならない気がしています。今のペースが、ちゃんとモチベーションも上げられて、追い詰められず、何も犠牲にせず楽しく撮れると感じています。自分のキャパシティ的にも今のリズムが合っていますね。

息抜きの仕方

オフの日はどのようにリフレッシュしていますか?

エリさん:
息抜きは、素敵な音楽と良い香りの空間です。美味しいものを食べたり、飲んだりするのも大好きですね。お休みの日は、ショッピングもしますし、1人で美術館に行ったり、オーケストラを聴くことも。家族とは、近場でも良いから出来るだけ旅行をする時間を作っています。また、畑を借りて息子と一緒に野菜を育てています。昆虫好きな息子とは、しょっちゅう自然が沢山ある場所に出向いてリフレッシュしていますよ。

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ー仕事も息抜きもしっかり時間をとって、メリハリをつけられていて、理想的ですね。

エリさん:
春夏秋冬、家族ぐるみで過ごす仲間たちとの時間も息抜きです。気の合う友人とおしゃべりする時間は、忙しくても大切にしたいですね。

友人とクリスマスにホームパーティーをした際のお写真。ケーキもあって華やかです^^
子どもたちが楽しめるように…心が込もった装飾に脱帽です。
飾りつけが素敵なのはもちろん、ごはんが本当に美味しそう…!

ーエリさんが「人が大好き」で、人との関わりやひとつひとつの瞬間を大事にされていることが良く伝わってきますね。そして、適度に息抜きをし、自分を大事にすることが仕事を楽しめる秘訣かもしれません。

「ありがとう」を伝え合うことで乗り越える

仕事と子育ての両立で感じる課題や難しさってありますか?

エリさん:
今のところはないのですが、限界になる前に息子には、「今頑張ってるから受け入れられません。」とはっきり宣言しています。言わないと伝わらないし、意外と分かってないと感じるので。親として、というよりかは人として「助けてほしい」とお願いしています。

ー撮影に協力したり、家で編集作業したりしている姿を見ているからこそ、ママがやっている仕事に理解を得やすくなっているかもしれませんね。

エリさん:
それから、撮らせていただく方にも家族にも、ありがとう」っていう言葉をすごく大切にしています。「ありがとう」にはいろんな意味が含まれていると思っていて、ありがとう」がたくさん行き交う毎日を過ごしたいって思っています。今こうやって取材させていただいていることにも。

過去に直面した困難な状況や、それを乗り越えたエピソードはありますか?

エリさん:
有り難いことに、今のところはありません。もし万が一のことがあった場合は、夫にお願いすることになるかもしれません。そんなときのためにも、日々夫婦のコミュニケーションは密にこまめにしっかり行っています。主人は1番信頼できる存在であり、何でも相談しています。仕事をする上で、主人と子ども2人の協力は欠かせません。

もしものことがあったときの対応は、どうするか考えられていますか?

エリさん:
お仕事なので、受けたものは責任を持ってやろうと思っています。逆に、お客様都合でもしものことがあった場合は、当日キャンセル料は取らないようにしています

ーリアルタイムで子育てしているからこその視点ですね。依頼者としては有り難い対応です。

一瞬一瞬を積み重ねた先に見えてきたもの

今後の仕事の目標や挑戦したいことはありますか?

エリさん:
子どもが、人が本当に大好きなんです。年齢を問わず、子どもからお年寄りまで、色々な世代の人達の姿をいっぱい撮っていけるように、ジャンルを広げていきたいと思ってます。具体的に今後の夢としては、介護施設などに赴いて関わっていけたらと考えています。お仕事というよりかは奉仕活動でも良いのでやってみたいです。今はまだ1回も行ったことないし、やったことがなく、どういうスタイルが良いか分かりませんが、施設に居る方が素敵な笑顔になったり、その方の人となりを表せられる写真が撮れるような人になりたいと考えています。

ー写真を通して、人を笑顔にしたり、元気にしたり出来たら素敵ですね。

エリさん:
年齢層には全くこだわっていません。撮る対象を決められる方が多いのですが、自分の場合はまだ自分の得意分野を自覚していないし勉強不足ですが、年齢問わずその方の意向にとったものが撮れたらいいなと。撮れる人になりたいと思っています。

ー子どもが小さいときや若い年代の人は写真に残すことが多いと思いますが、年を取っても残しても良いんだ、むしろ残した方が良いっていう風潮もありますよね。

エリさん:
例えば、遠く離れているご家族のために写真を撮影して、お届けするとかも良いと思っています。親が施設とかに入った際、ヘアカットやお化粧なども撮影と同時に行うなどイベント化すれば、ご自身もご家族にとっても良い思い出になるのではと考えています。

子どもに見せてあげたい姿や子育てする上で心がけていることはありますか?

エリさん:
活動を広げていきたいですし、一瞬一瞬の積み重ねが大事っていうことを実感して欲しいですね。日本独特の行事や節目も、何気ない時も大切に感じてもらいたいし、仕事を通して伝わったらいいなと思います。また、自分が仕事をしている姿を見て、「好きなことをお仕事にするって、とっても生き生きしてるな」と感じて欲しいですね。大変なことがあっても好きなことだから乗り越えれるなとか。そういった姿を見せれるようにやっていきたいなと。普段の姿を背中を見て感じてもらいたいです。

ーきっと伝わっていると思います^^ 今本当にフォトグラファーの方たくさんいらっしゃると思いますが、そこから選んでもらうために何かしてることとかってありますか?

エリさん:
今できることをやるしかないって感じです。選んでもらうためには1つ1つの積み重ねだと思います。1つ1つ心を込めて大切にやっていくこと、丁寧に寄り添っていくことが大事だと思っています。積極的にガンガン自分を売り込むみたいなのよりかは、「丁寧にやっていこう」「想いを大切にしていこう」と思います。現在はInstagramが主な宣伝手段ですが、フライヤー(チラシ)も制作し、今後は地域の病院やカフェ、美容院などにフライヤーを配布することも考えています。

写真は「人の傍にあり続けるもの」

ー今日は、貴重なお話をありがとうございました。フォトグラファーとしての技術面だけではなく、人を大切に想う気持ちや一瞬一瞬を大切にされていることがお仕事に繋がっているんだろうなと感じました。

エリさん:
母として、子どもたちが何かを知った時のワクワクの表情とかやっぱり収めたいと思うんです。写真を見ると鮮明に思い出せるから。記憶はどんどん薄まっていってしまうから。

写真はそのときを呼び戻してくれる1つのツールですよね。現代は特に、スマホで気軽に撮れるって思うと、逆に一瞬一瞬をないがしろにしてしまいがちですが、改めてカメラで撮ることの大事さを実感します。

エリさん:
そればかりに頼って自分の肉眼まで見ることを忘れてしまったりもするかもしれないけど、写真は見えない気持ちまでも思い出せる。素敵な貴重なツールです。

ー改めてカメラで写真を撮ること、オススメです。

まとめ

本記事では、エリさんのお写真をたくさん載せていますが、以下のInstagramよりたっぷりご覧いただけます^^

ブラウザーをアップデートしてください

撮影料金は以下のようになっております。

今回は、取材させていただいたこともあり、キャンペーンとして、「このサイトを見た」と言って、出張撮影を契約いただいた際には、通常一律にかかる交通費(¥1,000)を無料にさせていただけることになりました。

私もプライベートで息子たちの七五三を出張撮影サービスを利用したことがあるのですが、ちゃんと撮影が出来るのか、正直不安でした。エリさんのように、事前に細かな打ち合わせをしていただいたり、リラックスできるようにお話する時間を設けていただけたりしていれば、心身ともに安心した撮影に望めただろうなと思います。

エリさんに是非撮影いただきたいという方は、こちらのサイトのお問い合わせページからメッセージを頂くか、もしくはエリさんのInstagramに直接アクセス頂き、「このサイトを見た」ことをお伝え下さい^^ 

次回撮影することがあれば、是非エリさんにお願いしたいとお世辞なしに思います!
気になる方は是非お問い合わせくださいね^^

もくじ

前編 (3月17日)
フォトグラファーは「人の幸せを心から幸せと感じられる」仕事。ママフォトグラファーの小島エリさんを訪ねました

後編 (3月18日)
「ありがとう」が行き交う毎日に。幸せの一瞬一瞬を積み重ねた先に見えてきたものとは?|フォトグラファー・小島エリさん

Profile

小島エリ
フリーのフォトグラファーとして活躍中。小2男児の母でもある。
息子の幼稚園でのアルバム作成をきっかけに、写真撮影に目覚める。

2024年から近畿圏にて出張撮影サービスを始め、口コミやInstagramにて依頼を受けている。
子育ての経験を活かし、家族や子ども、カップル撮影をメインとするが、
今後は年齢を問わず様々なジャンルに挑戦予定。

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